コラム
むくみが起こる原因は?
むくみが起こる主な原因は、水分の滞留や循環不全、ホルモンの変化など体の状態と、食事や飲み物の影響や運動不足などの生活スタイルの影響、病気の影響などがあります。
体の状態から起こるむくみは、体内の水分が組織や細胞の間に滞留することで引き起こされ、血管の圧力や血液中のタンパク質のバランスの変化などが原因となってむくみが起こることがあります。また、血液やリンパ液の循環が円滑でない場合、組織や細胞に栄養や酸素が行き渡らず、むくみが生じることがあります。特に、静脈の弁の機能障害や血管の圧迫などが循環不良を引き起こす原因となります。
妊娠や月経周期、更年期などのホルモンの変化によって、体内の水分バランスが変化しやすくなり、むくみが起こることもあります。
生活スタイルの影響によって起こるむくみとして、食事や飲み物の摂取量や内容によって、むくみが引き起こされることがあります。食塩摂取量の増加や、アルコールやカフェインの摂取過多などが原因となります。
運動不足や長時間同じ姿勢でいることによって、血液やリンパ液の循環が悪くなり、むくみが生じることもあります。
心臓疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、甲状腺機能低下症などの疾患や病気によっても、むくみが引き起こされることがあります。
むくみが起こる原因は、ひとつとは限らず、これらの原因が組み合わさることで、むくみが生じることもあります。むくみが継続する場合や、他の症状とともに現れる場合は、医師に相談することが重要です。